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こんにちは。ベトナム在住のリリィです。
夫の海外転勤に帯同することが決まり、マイホームをどうするかという問題に直面し、売却するか賃貸に出すか悩みました。
我が家が出した決断と手続きを紹介します。
築3年のマイホーム
注文住宅でこだわり抜いた家でした。
夫は転勤になっても、私が子どもたちとこの家にずっと住むと思っており、引っ越すことなど考えていませんでしたが、転機は突然訪れました。
他人に住んでほしくないと思うほど、大好きな家です。
売却と賃貸で貸し出す場合のメリット・デメリット比較
売却の場合
メリット○
・管理する必要がなくなる
・住宅ローンや固定資産税がかからなくなる
・高く売れれば利益が出る可能性がある
デメリット×
・本帰国時に賃貸住まいになるか、再度ローンを組んで購入する必要がある
・夫が亡くなった場合に資産として残らない
賃貸に貸し出す場合
メリット○
・相場の家賃で貸し出せれば毎月利益が数万円発生(資産運用になる)
・人が住んでいると家が傷まないと言われている
・ローンの残年数が減る
デメリット×
・入居者が決まらないとローンと税金は自己資金から捻出
・管理会社を利用する必要あり
・他人に住まれるため傷などできる可能性あり
・定期借契約にしないと出ていかない可能性がある
決断と選択理由
我が家は「賃貸として貸し出す」ことに決めました。
本来なら32年後に完済できるローンのため、本帰国後に再度ローンを組むのは避けたかったんです。
そこからまた購入してローンが始まると思ったらお金がもったいない気がしました。
また、現在私は家族帯同ビザで入国しているため、万が一、夫が亡くなった場合、日本に帰国しなければなりません。
マイホームがあれば、団体信用保険でローンの支払いがなくなり、家は残された家族の資産になりますよね。
売却してしまうと、夫なし、資産なし、仕事なしです。
そんな中で生活をスタートするのは困難だと思いました。(HSPっぽい考え方なんですかね…)
そして賃貸の場合のデメリット、家賃を下げて定期借契約にしないと戻りたいときに戻れない件。
夫の任期が不明ですのて定期の期間を決められないし、家賃も下げたくないと思いました。
管理会社の方に相談したところ、我が家の形態で住む方は転勤者が多く、長く住まないとのことで、信じてみることにしました。
出ていかなくても家賃収入が得られるならまぁいいか~とも思いました。
リフォームや修理の必要性
築3年ですが、特に壊れているものや汚れている部分はなかったため、修繕は一切していません。
築年数が経つとクロスの張替えなどの対応が必要になるようです。
管理会社の選び方
最初は夫の会社でマイホームを残して転勤した方に管理会社を紹介していただいたのですがマンション専門で、戸建ての対応に制限がありました。
どうしようか迷っていたところ、私の上司が転勤決定となり、私と同様にマイホームの管理について悩んでいました。
結局、その方は売却した(広告を出して4日で売れた!)のですが、その管理会社が売却と賃貸の両方に対応しており、担当営業さんがとても優秀と伺い、紹介してもらいました。
その担当さんがたまたま夫の知り合いで、我が家を見て非常に気に入ってくださり、任せることに決めました。
契約書に含めるべき重要項目
大切なマイホームですから、汚されたり壊されたりするのは最小限にしたいですよね。
入居者の幅は狭まってしまいますが、なるべく民度の高い方に住んでいただきたいので、担当者と話し合い以下を盛り込みました。
- 禁煙
- ペット不可
- 外国籍不可
- オーナーが帰国後に再度住む可能性があるため、何十年も住む予定の方は不可
家族連れの転勤者をターゲットにした契約にしました。
この家賃を負担できる会社に勤務している方であれば、それなりの民度と教養があると信じています!!
あとは運ですね。
火災保険の見直しと手続き
実際に住んでいる状態とオーナーになる状態では、入居者の火災保険で補える部分も出てくるので、火災保険の見直しが必要になります。
保険会社へ連絡し、後日営業担当さんが家に来ました。
削除する項目、増やす項目など説明を受け、保険料はほぼ同額のままとなりました。
その場で変更手続きをして完了です。
まとめ
海外転勤に伴うマイホームの扱いは大きな決断を伴います。
賃貸にするか売却するかで悩んだ結果、今回は賃貸として貸し出すことに決めました。
賃貸のメリットとしては、毎月の家賃収入や資産の維持が挙げられますが、入居者の選定や管理会社の選定、火災保険の見直しなど、多くの手続きが必要です。
売却する場合は管理の手間が省けるものの、本帰国後の住まいや資産の確保が難しくなる可能性があります。
自分たちのライフスタイルや将来の計画に合った方法を選ぶことが大切です。
この記事が、あなたのマイホーム管理の参考になれば幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました!