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海外転勤や移住の準備には、数えきれないほどの手続きが必要です。
しかし、その多くは事前に知っておくことでスムーズに進めることができます。
2024年にベトナムへ移住した私たちの実体験を元に、金融面から生活インフラなどの各種手続きをレポートします!
金融系
住宅ローンの銀行へ申告
銀行のコールセンターへ電話します。
銀行のスタンスとしては「住むために住宅ローンを組むことを許可した」という決まり文句をまず言われますが、転勤は当初は決まっていなかったことなので仕方ないですねと手続きの方向へ進めてくれます。
この電話で手続きの日時アポを取り、後日実際に銀行に出向いて書類などを記載する必要がありました。
(通帳、カード、お届け印を持参しました)
転居日が実際に決まらないと手続きができないのと、アポを取れる日が限られてくるので早めの連絡をお勧めします。
ふるさと納税の住所変更
ふるさと納税をした自治体への連絡が必要です。
証券口座の手続き
SBI証券口座を持っていましたが、海外転居にあたり口座停止の手続きをしました。
コールセンターに電話→書類が郵送されてくる→記入後返送(国内分)→転居後返送(海外住所証明)。
移住前に代理人の設定と、移住後に海外住所を証明する公的機関の書類が必要になります。
また、SBIネット銀行を指定していましたがハイブリットが使用できなくなるため、他の銀行口座を指定する必要があります。
海外転出後は株の購入はできませんが、売却は可能ということです。
面倒なので持ち株すべて売却して旅立ちたかったのですが、損をしている状態なので、良きタイミングまで待とうと思います…。
クレジットカード住所変更
すべてwebで完了しました!
納税管理人の申請
私の持ち家は賃貸に出すので、家賃収入が発生します。
税金の兼ね合いで私(妻)が貸主になりますので私の母が納税管理人になりました。
こちらの申請、webからもできるような記事を見て挑戦したのですが、全然わからず2日間頭を抱えまして、出国も近づいていたため断念。
税務署に行って用紙を提出したらあっさり完了しました。
ライフライン系
電気/ガス/水道の停止
コールセンターへの電話だけでなく、LINEで停止の手続きができるものもあり驚きました!
転居の2週間前くらいに手続きしました。
郵便の転送届
私の実家の住所に届くようにしました。webからできるので便利です。
https://www.post.japanpost.jp/service/tenkyo/
車処分(売却)
我が家は車を売却しました。保険の解約も。
スマホキャリアを楽天モバイルへ
番号を引き続き持っておきたかったので楽天モバイルに変更しました。
1,000円/月くらいで楽天はSIMいらずで番号が継続できています!
スマホには現地キャリアのSIMを契約して入れています。
日本のサービス系で二段階認証などが必要な場合、現地でも日本の番号が必要になります。
ベトナムと日本の番号それぞれのショートメッセージをスマホ1台で受信できており便利です!
NHKの解約
コールセンターへ電話→書類送られてくる→返送 で完了です。
引っ越しの日が迫っており、書類の郵送にヤキモキしましたので、早めの連絡をお勧めします。
ちなみにコールセンターの対応は、海外へ転居すると伝えるとあっさりでした!
ネット回線の解約
コールセンターへ電話しました。
機器返却のBOXが郵送されてくるまでタイムラグがありますので早めに電話しましょう。
その他
パスポートの取得
子どもたちは初めての海外、私も期限が切れていましたので作成しました。
今回初めて写真屋さんに証明写真を撮っていただいたのですが、仕上がりが全然違います!
保険の窓口
現在加入している保険はすべて「ほけんの窓口」で契約したので、まずは連絡しました。
”海外転居の申告”をする必要があったので、海外の転居先や日本の代理住所を伝えました。
保険会社によっては個別で電話が必要な会社もあり、二度手間で結構面倒でした…
が、海外で入院した場合なども保険がおりるとのことで払い続けています。
免許証の住所変更
国外転出届を提出する場合、非居住者となるため住民票がありませんが、免許証の住所は実家変更したい。というパターンでした。
この場合、郵便物が証明となりました。
実家の住所宛てに、本人の名前で郵送(私と夫の分で2通)し親に受領しておいてもらい、消印付きの封筒を警察署へ持参することでスムーズにできました。
転出届(マイナンバーカード)
役所に申請書を提出しました。本人確認書類が必要です。
以前まではマイナンバーカードは回収されていたそうなのですが、運用が変わり回収されませんでした。作成時に設定したパスワード(忘れかけていた…)を入力し、何か設定されて終わりでした。
~マイナンバー総合サイト より転記~
令和6年5月27日から、日本国籍の方は、国外転出後もマイナンバーカードを継続して利用できることになりました。
さいごに
海外転勤・海外移住の手続きは大変の一言に尽きます。
しかし、事前にスケジュールを組み計画的に進めることで無駄なストレスを減らすことができます。
個人に紐づく手続きは本人にしかできないことが多いので、夫がなかなか電話していなくてモヤモヤすることもありましたが、何とか完了させられました。
アドバイスできるとしたら、移動日が決まったら手続きはどんどん進めていくべきです!
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!